なぜ「できそう」と思うと行動できる?やる気を生む「自己効力感」の心理


🧠 豆知識㉗
「自己効力感」

新しいことに挑戦するとき、「自分ならできそう」と思えた瞬間に、行動しやすくなった経験はありませんか。
反対に、「どうせ無理だ」と感じたときは、やる前から気持ちが止まってしまうこともあります。

このように、自分にはその行動をやり遂げる力があると感じる感覚を、心理学では**自己効力感(Self-Efficacy)**と呼びます。

自己効力感とは、特定の課題や状況に対して、「自分は対処できる」「達成できる」という見通しを持つ自己認知のことです。
この概念は、心理学者アルバート・バンデューラの社会的学習理論の中で提唱された、行動と動機づけに深く関わる重要な心理要因です。

自己効力感が高いと、

・挑戦しようという意欲が生まれる
・困難があっても粘り強く取り組める
・失敗しても立ち直りやすい
・行動量が増える

といった前向きな行動パターンにつながります。

一方で、自己効力感が低いと、

・最初から挑戦を避ける
・少しの失敗で諦めてしまう
・不安やストレスを感じやすくなる
・能力があっても行動に結びつかない

といった状態になりやすくなります。

自己効力感は、次のような経験によって高まりやすいとされています。

成功体験(達成経験)
・小さな目標の達成の積み重ね
・周囲の励ましやポジティブなフィードバック
・似た立場の人の成功を見る(モデリング効果)
・不安や緊張をコントロールできた経験

日常生活では、

・目標を小さく設定する
・「できたこと」に意識を向ける
・過去の成功を振り返る
・行動量を増やす

といった習慣が、自己効力感を高めることにつながります。

ポイントは、自己効力感は「能力そのもの」ではなく、能力に対する見通しや感覚だということです。
この感覚が変わるだけで、行動や結果が大きく変わることも少なくありません。

人は、「できると思えるかどうか」で行動量が変わります。
この心理を理解しておくことで、挑戦へのハードルを下げ、前向きな行動につなげることができます。

🗣 まめぞうの一言
👉 行動は「できそう」という感覚から始まる。小さな成功を積み重ねるぞ

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